私と看板猫ジローくんとの思い出
大好きな看板猫2号のジロー君。本日20日永眠しました。
気持ちの整理をつけるために写真を整理して、今ブログを書いています。
ちょうど4年前のジローと ななこです。
まだ私だけの秘密で「おトラ」と呼んでいた頃です。
私は4年前に双子を出産して、実家であるサンフォートに里帰りしていました。
双子育児は想像以上に過酷で、母乳中心で育てたためもあり、
眠る間隔も短く、順番に泣いては、オムツ替えに授乳と。。。ほんとに大変でした。
「双子じゃなかったら・・・」と思ってしまうことも多く、正直育児を楽しむ余裕は
ありませんでした。
夜も寝る間付き合ってくれた母は、昼間の写真館の仕事と掛け持ちで体調を崩し
双子育児の疲労で2週間程入院し、点滴生活を送ることになってしまいました。
その間、任せていた洗濯等の家事も増えて、私はもういっぱいいっぱいでした。
そんなときにヒョッコリ現れたのがジローでした。
半分野良猫でガリガリ痩せていたジローは、ナナコが連れて来た
「初めてのボーイフレンド」でした。
ちょうど双子の子ども達と同じくらいに産まれたジロー。
私は庭で洗濯を干す時、ななこがエサをがっつく横で、
いつもお腹を空かしているジロー。
次第に台所に上がっても見て見ぬ振りしていました。ジローに元気をもらいました。
退院した母の第一声は『何なの、この猫は！』でした。
しばらくすると、近所のＳさん宅も行き来して「ジロー」と名前まで
付いていることを知りました。
それからしばらくするとＳさんの奥様が
「うちには犬も猫も居てジローと仲が悪いの。ジローの居場所が出来て安心です。」と
事実上、ジローはうちの外猫？になりました。
ジローは珍しく ななこと仲が良く、二匹描いを心配していましたが、
居心地も良いのか、ずっと居座るようになりました。
それでも外猫として、自動ドアより一歩も中に入らずにお店の玄関で待つ姿は
なんとも健気でした。
冬は倉庫の上にジローの寝床をつくり、断熱シートを張りました。
やっぱり冬は寒いだろうし・・・とっても人懐っこい忠猫ジローは
サンフォートのボスがタバコを買いに行けば、自販機までついて行き
ツインズたちにイタズラされても、抱っこされるのが大好きで。。。
次第にみんなの人気者になり、いつのまに家猫になりました。
父のベッドで一緒に寝るまでになりました。
Tenyのテレビ取材を受けたり、キャレルの看板猫特集に掲載されたりと、
ジローは人を呼ぶから不思議でした。
「ジローは招き猫だよね。」っていつも話していました。
元々野良猫出身なのに根性が悪くなく、人懐っこいジロー。
それでも野良猫時代にもらったのか病気がちで、うちに来てから
虚勢手術や予防接種をしても、皮膚病や膀胱炎や他の病気にもなりやすく
手のかかる猫でした。
薬が嫌いなので、毎日点滴に通ったり。。。
母の手作りの首輪をつけて、本当に可愛がられていました。
連休中も体調が悪くて、今朝から病院に連れて行くと
母が段取りしてた矢先に、行方不明になってしまったジロー。
この暑い炎天下の中で倒れていないか心配でした。
結局、夕方にお隣の玄関で眠るように息を引きとっていたジローと
対面することとなりました。
猫は死に際を飼い主に見せないという・・・嫌な予感が的中してしまいました。
まだまだ気持ちの整理も付かないので、ノソっといつものように現れる様な
気がしてなりません。
写真を色々探してみたら、私と写った写真は携帯で撮ったこの1枚だけでした。
一番上の写真は。今年が寅年なのでトラ猫ジローをモデルに撮影した時の写真です。
いつも舌をしまい忘れた間抜け顔のジローでした。
年賀状に使わなかったカットですが、一番ジローっぽいねっ。
最初の飼い主Ｓさんに伝え、最期を見守りました。
「ジローはきっと、サンフォートさんとこにもらわれて幸せだったね。
お店屋さんだから迷惑かけないように、外で亡くなったんだね。
苦しんだ顔していないから、日向ぼっこしているうちに眠るように
死んだんだね・・・」
母も私も涙が止まりませんでした。
そして一番ジローが懐いていた父もきっと・・・
いつも遊んでいた双子の子ども達にも、伝えるべきか悩みました。
保育園の先生にも相談して、最後に「ありがとう」を伝えることにしました。
4歳の子ども達に「死ぬ」ということが理解されたか分かりませんし、
早かったかも知れません。
子どもの前で泣いてしまう私や母を見てどう感じたか。
寝る前に「ジローは、あのお星様になったの？
お空でいじめられても、アンパンマンがいるから助けてくれるよ。
お母さん大丈夫だよ。」と話してくれました。
一人娘の私がしていない親孝行を、いつもジローがいっぱいしてくれました。
これからはジローの分、ちゃんと親孝行しなきゃって何だか思いました。
もっと早く気づいてあげられたら。。。と責める母に「充分だった」と伝えました。
明日は父と母とで、最期のお別れに立ち会ってもらいます。
私は店番をしています。
今までジローを可愛がってくれた皆様。
本当にありがとうございました。
ジローは、ずっとサンフォートの看板猫2号です。きっと忘れないです。
天国に行っても穏やかなあの性格で、みんなに愛されることと思います。
ありがとうございました。
ジローは立派な看板猫だったよ。
＞外猫として、自動ドアより一歩も中に入らずにお店の玄関で待つ姿
そうだったんだ・・・。
店の前を通る度に必ず玄関前に居るジロー。
てっきりしつけされてるのかと思ってた。
サンフォート家みんなに愛されたジローは幸せモンだよ。
今はすごくつらいよね。
ブログを読みながら、ツインズママさんの気持ちを思うと涙が出ます。
ジロー君、みんなにこんなに愛されてきっと幸せだったはず。
本当に人懐っこい猫なんだよね。
お店に行った時のことを思い出します。
komeya3 会長さん
ありがとうございます。
そういっていただけると、ほっとします。
先ほどジローがいつもじゃれて遊んでいた
コスモスと紫陽花の花と一緒に葬祭所に
向いました。
安らかに眠って欲しいです・・・
やんこちゃん
お店で、ゆうひ君とご対面したよね。。。
初めて？見た猫に興味深々だったよね。
少し前なのに懐かしいです。
新米ママの私を見守ってくれていたから、
子どもの成長とジローの年齢は一緒でした。
これからも出来の悪いママの私を
見守っていて欲しいです。
けして愛想がイイとは言えないボスが、わずかに口元が緩んでのが印象的です。
猫って普段から神出鬼没のとこがあって、ホント、ふと隣をみると居そうな気がしますよね。
そして、なぜか猫と一緒に写真を撮る機会が無かった事に気付き、また寂しくなっちゃいますよね。
猫だけ撮っちゃってるんですよね。
オレもジローの事は忘れません。
ショックです。
いつも(しょっちゅうですが)お店に行くと、いるのが当たり前のようにしていたのに。
最後の後ろ向きの写真は、振り向かずに潔く「サヨナラ」を言っているようです。
ジロー、サヨナラいつか。
ジロー・・
安らかに眠ってますか・・今頃虹の橋を渡ったのかな～・・・ジロー・・幸せだったね。
ジローの最期の姿に会えてよかったですね、
あとはかける言葉がみつかりませんが、ジローの御冥福を祈っています。
突然の訃報、びっくりしました。
ジローのご冥福をお祈りいたします。
Z400GP さんへ
以前、ジローに猫茶をお土産にいただきましたね。
ありがとうございました。
抱っこした写真もブログにアップしてましたよね。
今までの猫のブログを全て印刷して閉じました。
タウン誌の猫版みたいなものです。
＞オレもジローの事は忘れません。
嬉しいです。ジローも喜んでいると思います。
みやジイさんへ
スタッフのＰＣの待ち受けもジローだったと
昨日お聞きして・・・
ジローのファンてたくさんいたことに感謝しました。
いつも みやジイさんが座る足元に、間抜顔してちょこんと座っていましたね。
あの後ろ姿はたまたまブログに使えるかな～なんて撮っていました。
こんな記事になるとは残念ですが、後姿も思いでです。
母が気落ちしているので、遊びに来て下さい！
きららさんへ
ありがとうございます。
今頃空の上でしょうか？
子ども達も昨夜星を見つけると話していました。
いつも見守ってくれると思います。
ペットを飼うとこれが辛いですね・・・
カワトーさんへ
私たちも突然でした。
カワトーさんのお店の方まで遊びに行っていたのかな？
店の前の道路で伸びて寝ていましたよね。
全然人を疑わないから安心しきっていましたよね・・・。
ありがとうございました。
舌を出して寝ちゃう表情、短めの毛で触り心地の良い毛並み、抱っこしがいのある大きな体。
初めて会った時から、ファンになってしまいましたし、これからもファンの一人です。
もう会えないのは寂しいですが、その寂しさ以上に嬉しかった思い出がサンフォートさんファミリーの心の中にあると思います。
「ありがとう」の感謝の気持ちで、天国へ旅立ったジローちゃん。
これからもずっと皆さんを見守っていると思います。
ジローちゃんのご冥福をお祈りいたします。
くるまる【８４】 さんへ
ミケさんとジローで看板猫対決したいね～
なんて言って笑ってましたよね。
ただのトラ猫なのに、ファンになっていただけて
嬉しいです。
猫が亡くなる初めてのことで、くるまるさんには
色々お世話になりました。
一番最初に伝えたのが、くるまるさんでした。
「なんて声かければいいか分からないけど・・・」
という言葉から気持ちが伝わってきていました。
ありがとうございました。
>サンフォートのボスがタバコを買いに行けば、自販機までついて行き
この姿が1番印象的だったなぁ。
あんな姿を見ると、ホント忠猫っていうよりも完全にファミリーの一員だよね。
ご冥福をお祈りいたします。
サッシーさんへ
そうですね～。ご主人に忠実な、あんな猫いるんだって思いました。
人間の家族より父思いの猫でした。
帰ってきてもジローいないんだよな。
ジローの居ない生活に慣れないといけないのに・・・
まだいるような気がしてなりません。
ブログにも何度も登場していたセレブ猫ジローちゃん。
ご家族のみなさんの可愛がりよう（お父様なんて、目尻さがってますもんね）から、
悲しみの深さもお察しします。
お子さんたちへの報告の仕方を保育園の先生と相談なさって、傷つかないよう、でもごまかさないよう、きちんと対処しているところがツインズママさんらしくて感心します。
ジローちゃんとのツーショットの直ちゃん、めちゃめちゃ可愛い。気を落とさないようにね。
MBさんへ
ありがとうございます。
ほんとただのトラ猫なのに、セレブ猫みたいに
愛されていましたね～
「ジローついてくるなよ～」なんて言いながら
いつも嬉しそうな父が、ボケないか心配な位。
子供は親の思った以上に成長しているんですね。
毎晩「ジローのお星さま見に行く！」とお風呂上がりの日課になっていました。
ジローと一緒だと、みんな笑顔の写真になるんですよね♪
ありがとうございました。
この前お邪魔した時にマイペースで歩いているジローがとても愛くるしかったので、急な訃報にビックリしました。
手書きのスタッフ紹介では少し間抜けな顔にされていて、でもかわいかったのを覚えています。
いつまでも載せてあげてくださいね。
masaong さんへ
そうですか～ masaong さんがお店に来てくれたときも居たんでしたね。
当り前にいたのが居なくなると寂しいです。
手書きのスタッフ紹介は、ジローが一番似ているなって思ってました。
今ではそれも大切な思い出なので、大切にしたいです。
ありがとうございます(^-^)
家族同様の猫、ジロー君の死。辛かったですね。
私も小学校の２、３年生頃ですが、生まれてまもない子犬を飼っていました。名前は「ころ」飼い始めて３ヶ月ぐらいの時に道路に飛び出し、車に跳ねられ死んだ経験があります。家族みんなで大泣きしました。それ以来ペットは見るだけにしています。わずかな期間でも情が移って大変なのにツインズママ一家の悲しみはお察しいたします。
お店の中に入らず、お店の外に佇んでいる。分をわきまえるジローなりの美学だったんでしょうね。
ほろ酔い さんへ
そうなんですね。コロちゃん・・・
うちが動物を飼ったのは、私が保育園の頃飼った
うさぎの「ぴょんこ」以来でした。
それ以来ずっと飼わなかったのですが、私が
嫁にいった年に「ななこ」をお客様からいただいて
そんなご縁で猫との生活が始まりました。
ジローの美学かぁ。ななこより先にご飯は食べず
、ちゃんとななこを立てていました。
賢い猫でした。
コメントありがとうございました。
今年もサンフォートさんでジロー君に会えるかな？なんて思って久々に来てみたら・・・
ジロー君亡くなってしまったんですね。
ブログを読みながら涙が出てきてしまいました。ご家族の悲しみを思うと切ないです。
まだまだ悲しいことと思いますが、どうぞご自愛ください・・・
ジロー君、幸せだったと思います。すっごく可愛がられている姿。
ジロー君には1度しか会ったことはありませんでしたが、子猫の頃からいるような落ち着いた雰囲気でとても幸せそうでした。
ジロー君のご冥福をお祈り申し上げます。
こま姉さんへ
お元気ですか？夏が来ると、こまちゃんの誕生日を思い出します。
ブログを読み返していたら、昨夏こまちゃんとご対面したときの記事ありました。
あの時、なんか笑っちゃいましたよね～
撮影しているとノソッと隅で見ていたなぁ…いつも。
家族とおんなじですよね。
あれから何とか元気に過ごしていますが
また泣きながらお返事しておりました。
ありがとうございました。