『卒業アルバムと一緒に年をかさねるということ』
今日は卒業アルバムを担当している高校の卒業式でした。
卒業生のみなさんの顔を一人一人見ていると、
一緒に過ごしてきた3年間の想い出が溢れて 胸がいっぱいになりました。
先日、卒業アルバム制作のゼミナールに参加しました。
卒業アルバムに携わる者として、色々なことを考えさせられました。
全日本学校アルバム印刷組合から発行された、小冊子をご紹介します。
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『卒業アルバムと一緒に年をかさねるということ』
素敵な思い出の日々が詰まった卒業アルバムを、
電子メディアでなく「紙の本」という形に残すこと。
それは、
読むたびに少しずつ汚れ、
日に焼けて少しずつくたびれ、
部屋の匂いを吸い込んで、
自分と一緒に年をかせねていくものです。
いわば、ともに育ち、共に老いていくパートナーです
それは、引越ししても必ず持っていくもの。
それは、生涯、捨てないもの。
そんなものは他にありません。
新しい記録のはじまり
じぶんを育ててくれたもの
なにげなく過ぎてゆく日々が、大切なことを教えてくれた。
仲間・恩師・机・黒板・ボール・スプーンすべてがいとおしく、そして逞しい。
卒業はスタート。
卒業証書と卒業アルバム。
それは、この先の自分を支えてくれる、
永遠の宝物。
新しい町でのスタート。
つらいとき、悲しい時、
いつも開くのは卒業アルバム。
さらなる学問へのスタート。
みんな進む道は違うけど、
ずっとアルバムの中に一緒にいる。
そして、成長し、大人になる。
卒業アルバムも一緒に。
目標に向って走り続ける。
卒業アルバムも一緒に。
ともに歩んできた卒業アルバムは、
学業の記録から、人生の記録に変わる。
卒業アルバムは古くなり、
そして、新しい時代が訪れる。
また新しい記録がスタートする。
卒業アルバムを残そう
電子メディア全盛の昨今、多くの読み物が紙を使わずに、
デジタルデータとしての保存と流通に移行しています。
それはそれで様々なメリットがあり、人類の進歩としては素晴らしいことです。
データは劣化することなく、電機がある限り永遠に残ります。
ですが、千数百年もの歴史を持つ紙への印刷は、残すべき文化だと思います。
紙の存在感とともに体験する読書は、
文字や写真の情報量以上の感動をもたらします。
「紙の本」の体裁で卒業アルバムを残すことを
大切にしたいと思います。(全日本学校アルバム印刷組合)
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私も卒業アルバムを見て、こんな風に感じてもらえるのかと思うと
価値ある仕事をさせていただいていると同時に責任を感じます。
これから色々な節目に、卒業アルバムを見ることと思います。
大切な仲間・恩師・学校生活を思い出してもらいたいです。
卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございました。
いつも学校や街で挨拶してくれてありがとう。
これからも私を見かけたら声をかけてくださいね(^-^)
進学・就職と羽ばたいていくみなさんを応援しております。
明るい未来を作るために 残しておきたい笑顔があります(^-^)
想い出応援団・サンフォート
笑顔いっぱいのスマイルフォトアルバムはこちら(記念写真専用のブログです)
卒業アルバムはどの愛読書より付き合いが長いかも。
新潟→東京→横浜→カリフォルニアと、引っ越しとともにいつも傍らにあります。
卒業アルバムって多くの人にとっての宝物。
そう思ったら直ちゃんのお仕事、すごいロマンがあるね!
私たちの高校の卒業アルバムに魚眼レンズの写真が何枚かあるでしょう?
あれ、どうでもいい教室の隅々まで写ってて楽しいの!
その時はどうってことのない光景も年月が経てば懐かしい思い出のシーンになる、
ということを知っていての写真屋さんの計らいだったのかもね。
marikobrown さん
ロマンとは嬉しい言葉ですね~♪
小・中・高校と三冊共通のアルバムがあるって
何だか嬉しいです☆
何気ない風景が想い出になるんですよね^^
魚眼シリーズよく覚えていますよ~
私も校舎の何気ない風景・自転車小屋・・・
レイアウトに必ず入れていました(*^-^)b
またまたコメント蘭の不具合で・・・
やっと書き込みできました(*_*)
返信が遅くなってしみました(T_T)